こんにちは!
WebXRクリエイターの伊東(@ALAKIWebVRAR1)です。
世の中を変えるインパクトがあり、XRとも親和性の高い「Web3.0」について、9月2日に勉強会を開催しました!
社内で共有したWeb3.0とその関連するワードについてまとめましたので、このブログの方にも公開します。
最低限、これだけは知っておくべき!という内容をまとめています。
全体像をざっくり把握する際の参考になれば幸いです。
Web3.0移行の流れ
①Web1.0:インターネット上での情報発信の始まり
・一方向の情報発信。「送り手」と「受け手」が決まっている
・「誰にでもオープンな情報インフラ」という発想
②Web2.0:プラットフォームを介した個人間のやり取り
・双方向の情報のやり取り。誰もが情報発信でき、コミュニケーションが取れる
・プラットフォームがパワーを持つように
③Web3.0:プラットフォームを介さない情報のやりとり
・ユーザーとユーザーが直接やりとりをする
・情報は個人が管理する
ブロックチェーン
・特定のサーバーに情報をおかない
・ブロックチェーンを監視する人(ノード)すべてが、ブロックチェーンの情報を保有する
・全てのノードが持つ情報を一斉に消さない限り、ブロックチェーンに記録した情報は消滅しない
・データのチェック作業に報酬(ビットコイン)が与えられる = マイニング
ビットコイン
・簡単な取引情報のみブロックチェーンに記録
・履歴は改ざん不可
【BTCブロックチェーンをリアルタイムで見てみる】
https://chainflyer.bitflyer.jp/
イーサリアム
・ブロックチェーンを使ったプラットフォームの名称
・「プルーフオブワーク」から「プルーフオブステーク」へ
→もうすぐ移行完了!!2022年9月?
イーサ
・イーサリアム内での通貨
・ビットコインと違って、複雑なデータを記録できる
スマートコントラクト
・ブロックチェーン上に設置するプログラム
・ユーザーのサービス内の契約を、自動で処理する
・オープンソース
・一度公開したスマートコントラクトは変更できない
※デフォルトで削除できないが、プログラム内に削除可能な記述をしていれば後から削除できる
Dapps
・スマートコントラクトがベースとなったアプリケーション
・ユーザー登録の代わりに、仮想通貨を管理する「ウォレット」と接続してサービスを利用する
トークン
・ファジブルトークン:通貨のような同じ価値のものがたくさん存在するトークン
・ノンファジブルトークン:代替不可能なトークン
・数種類の「規格」をもとに作られている
→「規格」が統一されているから、サービスをまたいで使用できる
https://qiita.com/biga816/items/4627302c5b2898638f36
【Dappsの例:Opensea】
【Openseaの公開されているスマートコントラクト】
https://rinkeby.etherscan.io/address/0x5206e78b21ce315ce284fb24cf05e0585a93b1d9#code
※rinkebyというイーサリアムの「テストネット」からコードが確認できる