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XRクリエイターの伊東(@ALAKIWebVRAR1)です。
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数年前からその登場が待ち望まれ、さまざまな予想や推測が飛び交ってきたApple初のHMD、ついに「Vision Pro」が発表されました!
これは、デジタルと現実世界が完全に融合し、一体となる全く新しい時代、新しい体験の創出を目指す期待が込められた製品だと感じています。
詳しい製品情報、スペック、リリースの詳細については、Appleの公式ウェブサイトでご確認いただけます。 Vision Pro
この記事に「Vision Pro」の概要と今後の展望についてまとめました。
私たちの生活、働き方、そしてエンターテイメントがどのように進化するのか、一緒に探っていきましょう!
「空間コンピューティング」を体現する新製品
Vision Proのコンセプトムービーを見ると、その革新性がすぐにわかります。Tim Cook氏自身がツイートで紹介しています。
Welcome to the era of spatial computing with Apple Vision Pro. You’ve never seen anything like this before! pic.twitter.com/PEIxKNpXBs
— Tim Cook (@tim_cook) June 5, 2023
このムービーが表現するのは、アプリやブラウザを空間全体に自由に配置できるという「Spatial Computing(空間コンピューティング)」の世界です。それは、現実の生活とデジタルコンテンツが自然に溶け込んでいる新たな現実を実現します。
現実世界をベースにしたAR体験を重視しつつ、映画を見たりゲームをしたり、特定のコンテンツに集中するときには、背景の現実の映像を薄めてバーチャルの比率を高めるようなコンセプトも見受けられます。
高価格が予想されるリリース
その高度な技術は価格にも反映されています。Vision Proの予定価格はなんと$3499(約48万円)。現時点では高価なため、すぐに大衆に普及することは難しいかもしれません。その価格設定が想定より高かったためか、Appleの株価も一時下落しています。
また、この価格は日本販売価格ではないため、今後の発表に注目です。
発売時期は2024年前半になると発表されています。
機能
主な機能は次のとおりです。
- アプリ、ブラウザを自由に空間に配置
- 視線、音声、そしてハンドトラッキングによるコンテンツ操作
- 周囲の人々を認識したオクルージョン機能
開発の進展と高解像度の実現
Vision Proの開発にはUnityのSDKが利用可能で、Unityの株価は現在急上昇中です。MRグラス用に最適化された「vision OS」はM2 + R1チップを搭載し、膨大な視覚情報を高速に処理します。
また、驚くべきことに、Vision Proは両眼合わせて2300万pxの非常に高い解像度を誇り、4Kに対応しています。これはQuest2の解像度のおよそ2倍となります。その高解像度の世界は、ユーザーにまったく新しい体験をもたらすことでしょう。
ALAKIが掲げる世界観
Vision Proは、現実世界とデジタルが一体となる新たな時代を創造する可能性を持つ製品として、その登場を期待されてきました。
私たちは、日常の生活が現実とデジタルの境界があいまいになる、新しい「空間コンピューティング」の世界に足を踏み入れることになるでしょう。
作業環境、コミュニケーション、娯楽のあり方を大きく変える可能性を秘めています。
Appleが今回発表した新しい未来のイメージは、ALAKIがこれまでARの技術で形にしてきた世界観と重なる部分を感じました。
「デジタルと現実が融合する」というコンセプトはまさに、自社で開発したiOS ARアプリ「MUGHEN」で実現を目指す世界観でもあります。
この世界観のもと、近日中に新しいWebARのサービスをリリースする予定です。
今後の展開については、ぜひTwitterでチェックしてください。