こんにちは、ディレクターの大橋です。
少し暑さがましになったかと思いきや、また真夏のような暑さが戻ってきて若干バテ気味です。。。
体調には気を付けて頑張ってまいりましょう。
さて、今回は、先月の頭頃からGoogleの検索結果にて確認されている、「ワンボックス表示」についてのお話です。
この記事の目次
ワンボックス表示って?
まずはワンボックス表示についてご説明しましょう。
ワンボックス表示は、Googleで検索を行なった際に、検索結果の画面に表示される四角で囲まれた部分のことをいいます。
下記がGoogle検索におけるワンボックス表示の表示例です。
このワンボックス表示ですが、表示されるにはルールがあり、検索キーワードが「~とは」という形でなければなりません。上記は「SEOとは」と検索しているから表示されているんですね。また、現段階では表示されるキーワードはまだまだ少なく、今後増えていくものと思われます。
ワンボックス表示でSEO対策が変わる?
私はこのワンボックス表示で、SEO対策の考え方が変わる可能性があると思っています。まずは下記の画像をご覧ください。
左は「SEOとは」で検索した場合の検索結果(比較しやすいようワンボックス表示は除いています)、右は「SEO」で検索した場合の検索結果です。キーワードが違うので当たり前なのですが、検索結果に表示されるサイトが異なります。
ビッグキーワードではなく「~とは」を狙った施策が有効かも
いわゆるビックキーワードと呼ばれるキーワード(SEOやスマートフォンなど)は、上位表示が難しいキーワードです。なぜならみんなが上位表示を狙うからです。
では「~とは」というキーワードはどうでしょうか?実はとても狙い面なんです。検索回数(ユーザーが検索する回数)は減りますが、その分競合となる企業も少なくなるからです。
また、ワンボックス表示されるサイトは、1位に表示されているサイトではなく、私が調べた限り、3位~8位あたりに表示されているサイトが多いような気がします。そのため、10位以内(1P目)に表示されるようになれば、ワンボックス表示で1番上に表示されるチャンスがあるということです。
検索するユーザーのニーズを汲み取ることが重要
それなら何でもかんでも「~とは」キーワードで上位表示を狙えばいいのかというと、そんな単純な話でもありません。ユーザーが検索する場合、そこには必ず何らかの意図が存在します。その意図が何なのかを徹底的に考え、自社の持つコンテンツでそのニーズを満たすことができるのであれば、対策する価値はあると思います。
ワンボックス表示を狙ったSEO対策方法
最後に弊社が行なっている、ワンボックス表示に表示されるためのSEO対策方法をご紹介します。
①キーワードの検索回数を調べる
まずは対策を考えているキーワードが、どれだけ検索されているかを調べましょう。
調査にはGoogleキーワードプランナーを使用します。
②実際に検索して上位表示されているコンテンツを分析する
次にそのキーワードで実際に検索を行い、上位に表示されるコンテンツ(サイト)を分析します。
③検索上位のコンテンツを上回るコンテンツを作成する
あとは検索上位にあるコンテンツよりも、ユーザーのニーズを満たすことができるコンテンツを作るだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Googleの検索結果におけるワンボックス表示は、まだまだスタートしたばかりで今後どのような形に変化していくかはわかりません。ですが、Googleは常に検索結果をユーザーにとって使いやすいものになるよう進化を続けています。我々はその検索エンジンの動向を汲み取り、検索エンジンとユーザーの両方のニーズを満たすよう取組んでいく必要があるのです。