こんにちは、ディレクターの大橋です。
ホームページ、チラシ、DM、POPなど、さまざまなところで必要になるキャッチコピー。
キャッチコピーはその言葉ひとつで売上や反響を大きく左右するとても重要なものです。
今回は、そんなキャッチコピーを作る際に、私が実際に使っている、4つのパターンをご紹介します。
①驚きワード法
人はサプライズに弱い生き物です。驚きのあるものを見たいと思っていますし、体験したいと思っています。例えば、誕生日のプレゼントを、もらえるとわかっているタイミングでもらうのと、想像していないタイミングでもらうのとでは感動が違いますよね。キャッチコピーでも同じことが言えます。何気ない言葉でも、驚きをプラスすることで、とても効果的な言葉となるのです。
作り方
1.伝えたい言葉(コピー)を決める
2.驚きワードを入れる
驚きワード
・!
・実は~
・そうだ~
・信じられない~
・ほら~
事例
「そうだ 京都 行こう」
「あ、小林製薬」
②ギャップ法
ギャップ法は、伝えたい言葉の反対の言葉を使い、伝えたい意味にギャップを作ってあげる方法です。
そうすることで、本来伝えたい言葉をより強く伝えることができます。
作り方
1.伝えたい言葉を決める
2.伝えたい言葉の正反対の言葉を考え、前半に入れる
3.前半と後半が繋がるようにする
事例
「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!!」
「これは私の勝利ではない。 あなたの勝利だ。」
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
③赤裸々法
赤裸々法は、言葉に体温を乗せ、詩人のようなニュアンスを作り出す方法です。
そうすることで、いつもよりイキイキとして生命力溢れる言葉になります。
作り方
1.最も伝えたい言葉を決める
2.赤裸々ワードを、伝えたい言葉の前に入れる
赤裸々ワード
・のどがカラカラに~
・息ができない~
・頭の中が真っ白に~
・顔が真っ赤に~
・くちびるがふるえてる~
事例
「頭の中が真っ白になってしまうほど、このカレーは美味しい」
「息ができなくなるほど、この映画は面白い」
④リピート法
リピート法は、読んで字の如く、伝えたい言葉を繰り返す方法です。
そうすることで、相手の頭に強くすりこむことができます。
作り方
1.伝えたい言葉を決める
2.言葉を繰り返す
事例
「今日は、暑い、暑い」
「人民の、人民による、人民のための政治」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
良いキャッチコピーが作れないとお悩みの方は、ぜひ一度この4つのパターンで言葉を作ってみてください。
きっと力強く、魅力溢れるキャッチコピーになるでしょう。