こんにちは!ディレクターの大橋です。
早速ですが、Twitter広告の「カスタムオーディエンス」という機能はご存知でしょうか?
8月26日に始まった新しい機能なのですが、これがなかなか面白い機能なんです。
今日はTwitter広告を利用している方はもちろん、利用していない方にも是非今後の導入の参考にしていただきたい、「カスタムオーディエンス」についてご紹介します。
カスタムオーディエンスって?
まずはカスタムオーディエンスについてご説明します。
カスタムオーディエンスとは、指定したページにアクセスしたユーザーに対し、Twitter広告を配信できる機能です。
Googleアドワーズ広告の「リマーケティング」、Yahoo!プロモーション広告の「リターゲティング」に該当するものですね。
自社のサイトに訪問したユーザーに対しての広告なので、関心の高いユーザーに広告を出せるのが魅力です。
カスタムオーディエンスの設定方法
カスタムオーディンスについてはだいたいご理解いただけたかと思います。次は早速カスタムオーディエンスの設定方法をご説明します。
カスタムオーディエンス用のコンバージョンを設定
まずはカスタムオーディエンスのリスト(配信するユーザー)を集めるための、コンバージョンを作成します。
管理画面へアクセスし、ツール一覧から「コンバージョン」をクリックします。
「ウェブサイトタグの新規設定」をクリックします。
「ウェブサイトタグ名」を入力、「コンバージョンの種類」を選択し、”リマーケティング用のカスタムオーディエンス”の「設定する」を選択し保存します。
サービスタグの作成、ページ管理の設定
次にYahooタグマネージャーでサービスタグの作成、ページ管理の設定を行います。
Yahooタグマネージャーにアクセスし、サービスタグ管理のページを開き、「サービスタグを追加」をクリックします。
一覧から「ツイッターコンバージョンタグ (クライアント側)」をクリックします。
必要情報を入力し、「サービスタグの作成」をクリックします。
※「TXN ID」には、先程作成したコンバージョンに割り当てられているものを入力してください。
ページ管理のページを開き、「ウェブサイトページの追加」をクリックします。
必要情報を入力し、「保存」をクリックします。
※「URLパターン」は、タグを設置するページのURLを入力してください。
サービスタグ管理のページを開き、作成したタグを「有効」に設定します。
タグマネージャーTOPに戻り、Yahoo!JAPANユニバーサルタグをクリックし、Yahoo! JAPANユニバーサルタグをコピーして、該当ページに張り付けます。
※タグは必ず</body>の直前に設置してください。
キャンペーンの作成
次にカスタムオーディエンス用のキャンペーンを作成します。
新規キャンペーン作成の画面を開き、ターゲティング設定欄の”カスタムオーディエンス”の「設定する」を選択し、作成したタグにチェックを入れます。
あとは通常のキャンペーン作成と同様必要な情報を入力し、保存してください。
以上で設定は完了です。
注意事項として、カスタムオーディエンスは設定が完了したからと言って、すぐに配信が開始されるわけではありません。
配信対象となるユーザーのリストが一定値まで貯まらないと配信されません。
配信が開始されているかどうかは、ツールタブからオーディエンスマネージャーを開き、ステータスが「設定可」となっていれば配信が可能な状態です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少し設定する項目は多いですが、自社の商品やサービスに関心の高いユーザーに広告を配信できるため、非常に強力な機能です。
是非お試しください!