こんばんは、Webプログラマの篠田です。
私にとっての試練の季節「夏」が終わり、やっと苦行から解放されたかのうような晴れ晴れとした気分で仕事をしています。
油断していると日中の気温に倒れそうになりますが、発熱するMac Book Proと一緒に頑張っています!
さて、今回はコーダーさんとプログラマが少し仲良くなれるかもしれないHTMLタグのお話をしたいと思います。
あまりにTwig話が続くと食傷気味になりますからねw
この記事の目次
formタグ使ってますか?
formタグを知らないコーダーさんというのは、Web界隈ではいないと思いますが、コーダーさんはformタグをどのように使ってますか?
プログラマさんに渡すときに下記のような渡し方をしていませんか?
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<form> … </form> |
もちろん、これが悪いわけではないですよ。(ほんとに)
ただ、formタグの属性を少し書いておくと、プログラマは嬉しい気分になってくれるとおもいます。
では、どういった属性があるのか少し見ていきましょう。
「#」だけでもいいんです。付けてあげてください「action」属性
formタグの属性で「action(アクション)」属性というのがあります。
これはaタグで言うところの「href」属性に該当して、formタグ内にあるsubmitボタンをクリックされたときに記述された内容を送信する送信先を指定します。
コーダー「えー、私送信先なんて聞いていないんですけど??」
もちろん、送信先を何だかんだで決めるのはプログラマになるとおもいますので下記のようにしてあげると喜んでくれますよ。
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<form action=“#”> … </form> |
これだけでいいんです!コーダーさんもaタグの「href」属性書くとき「#」いれるでしょ?
それと同じだと思ってもらえればOKです。
「method」属性の未記入は混乱の元!
「method(メソッド)」属性って知ってますか?
これはformタグの属性の中でもコーダーさんにとっては謎属性の1つだとおもいます。
ただ、この属性が無い状態でプログラマに渡すとプログラムの挙動がおかしくなることがあり
プログラマ「method属性ないやん!!」
という悲鳴があがり、イラッとされますww
コーダー「でも、何書いていいかわからないんですよー。」
大丈夫です。下記のように何も考えずにコピー&ペーストしてあげてください。それだけで、プログラマはあなたに感謝するはずです。(心のなかで)
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<form action=“#” method=“POST"> … </form> |
「POST」というのは、入力されたフォームの送信方法を意味しますが、「POST」が何かなんて気にしなくても問題ありません。ただ、「method=“POST”」と追記してあげるだけでいいのです。
難しいことはプログラマがやってくれますからw
ファイルのアップロードがあれば「enctype」属性を付けるだけであなたの評価が上がります
formタグの属性中意味不明度No.1属性(当人比)は「enctype(エンクタイプ)」属性でしょう。
これの使い所は特殊で普段は必要ないのですが「ファイルアップロード」の機能があるフォーム。
つまり、「<input type=“file”>」がフォーム内に含まれているときにその力を発揮する属性です。
これは意外とプログラマも覚えていないので、いちいち調べないといけない場面というのがあります。
つまり、フォームで正しく「enctype」属性の設定をして渡すだけで、プログラマからの評価が勝手に上昇します!!
大事なので2回言いますよ。
フォームで正しく「enctype」属性の設定をして渡すだけで、プログラマからの評価が勝手に上昇します!!!
コーダー「何かけば良いんですか(ハァハァ―)」
大丈夫です。下記のようにコピー&ペーストをするだけです。
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<form action=“#” method=“POST” enctype="multipart/form-data"> … </form> |
たったこれだけ。これだけで、あなたの評価がうなぎのぼりです!!
【注意】
ただし、うなぎのぼりだからといって調子に乗って何でもかんでもformタグに「enctype=”multipart/form-data”」と書くと、あなたの評価は重力に引かれるリンゴのように真っ逆さまに下がっていきます。
最初にもいいましたが、「enctype」属性が真価を発揮できるのは「ファイルアップロード」の機能があるときだけです。
それ以外のときはあってもなくてもいい子なので、余計な記述をしないようにしましょう。
まとめ
コーディングの知識で「formタグ」の属性情報を知らなくても素晴らしいコードを書けることはできます。デザインに全く関係のない属性ですからね。
しかし、これを知っていることでプログラマとの円滑な関係を築くことは可能になりますので、次回「formタグ」を使う機会があるときはこう考えてください。
コーダー「私のフィーバータイム キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
それでは、またー!