こんばんは、Webプログラマの篠田です。
2月1日からオフィス移転を行い、気持ちもやる気も心機一転しました。
新しいオフィスでもバリバリ、PHPでプログラムを書いていきます!!
本日は、何らかのきっかけでHTMLファイルを更新することになった、ディレクターやコーディングを行わないデザイナーの方向けのエディタ(文章が書けるアプリケーションのこと)のお話をしたいと思います。
絶対に使ってはいけないエディタ、その名は「メモ帳」!!
WindowsPCに最初からインストールされている「メモ帳」と呼ばれるアプリケーションがあります。
普段の業務などで簡単な文章やメモを書き留めておくのに非常に役に立っている方も多いのではないでしょうか?
実はこの「メモ帳」というアプリケーションは、Webの制作において非常に強烈な「難」を持っているアプリケーションのため、HTMLやPHPなどのWebに携わる業務では『絶対!!』に使用してはいけないアプリケーションとして有名なのです。
「メモ帳」を絶対に使ってはいけない理由
「メモ帳」をWebに関する制作に使っては行けない理由は、【文字コードの選択ができない!!】という部分です。
「メモ帳」の文字コードはWindows標準の「Shift-JIS」のみでの保存しかできません。
現在のWeb制作の現場で主流なのは「UTF-8」と呼ばれる種類の文字コードが使われています。
「UTF-8」が主流な要因として「文字化けがほとんどしない」「2バイト文字(日本語、中国語、韓国語など)が扱える」という点です。
「Shift-JIS」では特殊な漢字「髙(はしご高)など」が使えなかったりという問題があります。
※「髙」を書いて保存すると警告が表示されるか「?」として保存されてしまいます。
また、文字コードが異なることで、サイトの至る所で文字化けの猛威に貴重な時間を大量に消費するという悪夢に頭を悩まされることはほぼ確実という事態になりかねません。
残念ながらWeb制作においては「メモ帳」を使うメリットは一切なく、逆にデメリットはきりがないほどあるという始末です。
「メモ帳」の代わりにどんなエディタを使えばいいのか
「いいエディタは何か?」という話になるとWeb業界でよくある「エディタ戦争」が始まってしまいますので今回は割愛させていただきますが、簡単な修正をするときに使えるお手軽エディタは何かというのをご紹介したいと思います。
Windows編
【サクラエディタ】
http://sakura-editor.sourceforge.net/
多くのサイトで紹介されている無料の高性能エディタの1つ。
日本初のエディタということもあり、ヘルプが充実しているので初心者から上級者でも使える万能エディタです
【秀丸エディタ】
http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html
知る人ぞ知るWindowsの定番エディタ。
有料のエディタですが、操作性、扱えるファイルサイズの大きさ、検索機能の充実と中級者から上級者向けの玄人エディタです。
私もWindowsでプログラムを書いていた時代はずっと秀丸エディタでPHPプログラムを書いていました。
Mac編
【CotEditor】
https://coteditor.com/
日本製のMac用エディタです
シンプルでかつ軽快に動作してくれるので簡単な編集作業にはうってつけのエディタです
エディタ選びのポイントは「UTF-8が使えるかどうか」この点さえ抑えておけばあとは、自分の手に馴染むかという好みの問題になります。
まとめ
HTMLの本や、入門書にはいまだに「メモ帳で作りましょう」という文章を見かけることがありますが、従ってはいけません!
しつこいようですが「メモ帳」でWebページの更新や作成をするとほぼ100%苦労します。
これを機会に「脱メモ帳」に意識を向けてもらえると嬉しいです。