皆さんこんにちは!デザイナーの井谷です。
最近ずいぶんと暖かくなってきましたね。お天気の良い日に外を歩いてる時なんかは、少し汗ばむくらいですね!
さて、本題です。
サイト、DM、ポスター、看板、世の中には色々な販促物がありますが、一番最初に目が行くものといえば・・・
そう!色!
人がものを見た時に認識する順番は
1.色
2.形
3.文字
だから、色の選択はとっても大事です!
では、そんな色が与える印象について軽ーくまとめてみたいと思います。
赤
情熱といえば赤!ですね。エネルギッシュなカラーです。
熱や温かさを感じさせる色でもあり、高彩度なカラーだと、脳を興奮させる作用もあります。
また、赤系統の色には時間を遅く感じさせる作用があります。
赤い部屋の中にいると実際は30分しか経ってなくても、1時間経ったように感じるそうです。
回転率をあげたいお店ではよく使われているカラーです。
青
冷静さや知的さ、誠実さを感じさせるカラーです。
信頼感を与えられる色なので、企業のコーポレートサイトなどでよく使われていますね。
先ほどの赤とは逆に、時間を早く感じさせる作用があるので、青系の部屋にいると、実際は一時間経っていても、30分しか経っていないように感じます。
脳をクールダウンさせることができる色のため、集中力を上げたい時に身の回りに置くと効果的です。
また、青い車は衝突事故が多いと言われていますが、これは青い色が後退色だからです。
後退色のため、実際の見た目よりも遠くにあるように感じてしまい、車間距離を誤ってしまうことが事故の原因です。
黄
活発なイメージがあるカラーです。
明るくて楽しい印象を与えてくれる色なので、コミュニケーションを円滑にしてくれます。
気持ちを開放的にしてくれる作用がありますので、発想力を高めたいときに見ると良い刺激になると思います。
また、有彩色の中でもっとも明るい色が黄色です。
そして、意外なことに集中力を高めたり、記憶力を高める効果もあるようですので、覚えたい言葉には黄色いペンでアンダーラインを引くと効果がありそうです。でも、刺激の強い色でもあるので、使いすぎは逆効果です。
よく見る特徴的な組み合わせの話
黄・赤
ディスカウントカラーですね。安売りのチラシなどでよく見る色の組み合わせです。
どちらも刺激の強い色なので、購買欲や食欲を促進させる組み合わせだと思います。
マクドナルドやすき家等のロゴにも使われているカラーですね。
黄・黒
黄色は彩度がある色の中でもっとも明るい色、そして、黒はもっとも暗い色。
と、いうことで、黄色と黒の組み合わせはもっともコントラストの強い組み合わせの一つです。
踏切や工事現場でも使われている組み合わせで、よく危険を知らせるものに使われていますね。
ハイコントラストな組み合わせなので、使い方によってはスタイリッシュな印象を与えます。
色を広範囲に使うときのポイント
色は広範囲に使うと、より鮮やかに見えるので、ベースカラーとして使う時は、気持ち鮮やかさを抑えた方が良いと思いますよ。
家の壁とか塗り替える時とか、とか特に注意です。絶対思ってたより鮮やかになりますから・・・!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
色は心理的作用がとても大きいので、色の持つ効果を理解して、最大限に活かしていきたいですね。
一部の色のみのお話になりましたが、皆さまのお役に立てれば幸いです。