こんにちは!Webディレクターの高橋(@takahashi_alaki)です。
「キーワードのマッチタイプって結局どれがいいの?」
と、悩んだことってありませんか?
広告運用をしている人なら、この悩みは多いかと思います。
結論、「絞り込み部分一致」をメインに活用しましょう!
今回は、リスティング広告を出稿し、初動からパフォーマンス結果における
それぞれのキーワードの追加基準(マネジメント)をお伝えしたいと思います!
※あくまで私個人の見解であり、正解はございませんのであしからず。
入稿するまでのキーワード マッチタイプの選び方
初動のキーワード・マッチタイプ
まず、Googleのキーワードツールや有料のツールを使用して、
ある程度キーワードを選定します。
キーワードの選定が終えたらマッチタイプを考えます。
私はまず、「絞り込み部分一致」をメインに入稿します。
『一語ワード』や『広がりそうなキーワード』は「部分一致」でOKです。
また、一語ワードや広がりそうなキーワードは『軸キーワード』に対して、
2、3個程度で大丈夫です。(ほぼカバーできるので)
ここで注意すべきなのは、キーワードの入れすぎです。
広告費10万円に対して、平均10〜15個くらいで問題ありません。
IMP(表示回数)が見込めそうなキーワード、
マッチタイプを選定し終えたら、いよいよ入稿です!
パフォーマンス結果を受けてのキーワード マッチタイプの選び方
IMPが少ない・もっとスケールさせたい
カバーしきれなかった、キーワードを考えます。
→もちろん、入札強化も検討・実施します
私はここで、『軸キーワード』の追加を検討します。
例えば、『フレグランス石鹸』を登録していたとすると、
『オーガニック石鹸』を追加します。
※追加の際も、「部分一致」か「絞り込み部分一致」
適時これを行い、IMPの増加を狙っていきます!
完全一致による追加登録
検索クエリレポートを見たうえで、2つのキーワードを洗い出します。
①IMPが多いキーワード
②IMP+CVが多いキーワード
そして、この2つに該当するキーワードを、
「完全一致」で追加登録します。
→もちろんここでも、入札強化を検討・実施します
①に関しては、IMPがあるにも関わらずクリックされていないということは、
広告文や掲載位置に問題がある可能性があります。
広告文の修正を行うのも良いのですが、ここでは「完全一致」で
追加登録することによって掲載位置を引き上げることが狙いです。
(→クリックやCVの増加が見込めるのではないかという想定です)
②は、CVワードのクリック数をより増大させます。
つまり、単体での入札強化を実施して掲載順位を高めることが狙いです。
以上の、キーワードの選定やマッチタイプの追加登録、
入札調整を繰り返し行うことが重要になってきます。
2つの注意点
パフォーマンス結果を受けてからの、キーワード選定においての注意点があります。
1.IMPが多いキーワード
不必要なクエリは必ず除外しましょう。
無駄クリックとなっているものは除外対象ですので、追加の必要はありません。
2.指名キーワード
指名キーワードはこまめに追加の必要はありません。
なぜならば、指名キーワードはもともとIMPが少ないからです。
まとめ
今回は、初動の入稿や、キーワード周りの改善でお困りの方に向けて、
おすすめのマッチタイプ<絞り込み部分一致>を紹介させていただきました。
広告に正解はないので、あくまで一例としてご活用いただければと思います!