こんにちわ!Webデザイナーの渡瀬(@watase_alaki)です。
日々デザインを行う中で、「アイディアが出ない。。。」「制作に行き詰まってしまった・・・」と、アイディア出しに苦労される方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、悪循環のどツボにハマる事が多く、手直しが発生する度に困っていました。
そこで今回は、ALAKIで実践している「アイディア出しのコツ」を大公開したいと思います!
デザイナーだけでなく、企画やプロジェクトのアイディア出しにも共通して言えると思うので、ぜひご一読下さい!
デザインのアイディア出しのコツ
日常生活で見えるものに関心を持つ
私たちの生活は、デザインで溢れています。
お菓子のパッケージから、筆記用具、何気ない広告チラシなど、普段は気にも止めない「日常生活の一部」と化しているものは、全てデザインされた上で世の中に送り出されています。
その何気ない「日常生活」に少し意識を向けるだけで、当たり前の風景・行為から様々な発見や変化、違和感を感じることができます。
このような小さな気付きを継続していくことで、アイディアを出しやすい思考・体質を作り出すことが可能となります。
デザインをストックする
Pinterstを活用して、気になったデザインや案件で参考に出来そうなデザインをストックするようにしています。
何気なくSNSを眺めている時やつり革広告など、ふとイケてるデザインが目に入ることがありますよね。そういう時は、Pinterestにボードを作成し保存して、後からいつでも探せるようにします。
そうすると、アイディア出しでゼロから探す必要がなくなるので時間を削減することも出来ます。
ALAKIでは「今週のデザイン」と称して、毎週異なるトピックに関するデザインをチームで持ち寄り、分析して、Pinterestのボード機能を使ってストックしています。
見た目のデザインだけでなく、時には「ハンバーガーメニュー内の見せ方」など情報設計やUIについてもストックしていますので、案件ごとに最適な参考デザインをすぐ見つける事が可能です。
ユーザーになりきる妄想力
出来上がった制作物と直接的に関わりがあるのは、依頼者の先にいるエンドユーザーです。
そのユーザーになりきって、他人事を自分事として捉えて考えることが、アイディア出しの起点になりやすいと言われています。
自分自身の視点でなく、ユーザー目線の新しい視点から物事を捉えれば、「もっとこうする方が伝わるかも、こう感じるかも」と、デザインのポイントを抑えやすくなるでしょう。
頭の中で悩まない
アイディア出しの段階では、必ず紙とペンで書き出す事を心がけています。
というのも、人間が頭の中で思考を働かせる際、無意識のうちに様々な情報が飛び交っていて、もやもやした状態であることが多いです。
そのまま頭の中だけで情報を整理してアイディアを生み出すのは、天才でもない限り至難の技です。
私は凡人ですので、頭の中だけで完結させようとすると「悩む」状態になってしまい、アイディア出しに詰まるということを度々経験致しました。。
なので、絵でも言葉でも、まずは思いつつままに紙に書き出して、ブレインストーミングを形にすることで一旦思考の情報を整理しています。
そうすることで、出てきた選択肢の中から「いる」「いらない」の決断もしやすく、結果的にデザインの正解率も上がります。
まとめ
アイディア出しはデザインだけでなく、ビジネス全般でも必須のスキルではないでしょうか?
デザイナーとして、もちろんアイディアをビジュアル化していくハードスキルも重要ですが、制作物の「意義・目的」に沿った要件を考える能力も欠かせないスキルと言えるでしょう。
日常にある小さな当たり前に目を向けて、アイディアを出す体質作りを習慣付けていきましょう!