こんにちは、Webプログラマの隅です。
最近、業務効率化の一環でpythonを使うことが増えてきたので、これから実際の業務で使用しているpythonの活用方法をちょこちょこご紹介していきたいと思います。
まず第一弾として基本中の基本「環境構築」の方法をご紹介します。
Python公式サイトではmacOS用のインストーラを用意しています。
しかし今回は、pythonのバージョンを切り替えたりと後々便利にできるようパッケージマネージャー「Homebrew」 とpythonのバージョン管理ツール「pyenv」を使ったインストール手順をご紹介します。
Homebrewのインストール
Homebrew(ホームブルー、ホームブリュー)とは、パッケージマネージャーと呼ばれ、Mac OSにインストールできるソフトウェアの管理を行うソフトウェアです。
ターミナルに下記のコマンドを入力し、エンター。
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% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)" |
※「Password」と表示されたら、macのパスワードを入力します。
インストールされたか確認します。
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% brew --version |
下記のようにバージョンが表示されたらインストール完了です。
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Homebrew 3.6.5 Homebrew/homebrew-core (git revision 5ce86d71885; last commit 2022-10-14) Homebrew/homebrew-cask (git revision c7e88a5af7; last commit 2022-10-14) |
pyenvのインストール
pyenvとは、pythonのバージョン管理が可能なツールです。
pyenvを入れておくと2系と3系を切り替えたり、プロジェクト毎に環境を切り替えたりすることが簡単にできるようになります。
ターミナルに下記のコマンドを入力し、エンター。
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% brew install pyenv |
次にpyenvのパスを通します。
まずは使用しているshellを確認します。
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echo $SHELL /usr/local/bin/zsh # <- この場合はzshを使っている |
shellを確認したら「GitHub – pyenv/pyenv: Simple Python version management」の項目「Set up your shell environment for Pyenv」を確認し、
それぞれの環境に合わせてパスを通します。
Zshの場合:
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% echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc % echo 'command -v pyenv >/dev/null || export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc % echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc |
pythonのインストール
pyenvがインストールできたら、インストール可能なバージョンリストを確認する。
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% pyenv install -l |
インストールしたいバージョンを確認し、下記のコマンドでインストールします。
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% pyenv install {インストールしたいバージョン} |
pythonがインストールされたか下記のコマンドで見てみましょう。
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% pyenv versions * system (set by /Users/ch3cooh/.pyenv/version) {インストールしたバージョン} |
*印がついているものがデフォルトで使用するバージョンです。
このままではインストールしたバージョンが使えないため下記でバージョンの切り替えを行います。
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% pyenv global {インストールしたバージョン} |
再度確認
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% pyenv versions system * {インストールしたバージョン} (set by /Users/ch3cooh/.pyenv/version) |
最後に下記コマンドでpythonコマンドが本当にインストールしたバージョンになっているかを確認しましょう。
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% python --version Python {インストールしたバージョン} |
これでpythonの開発環境の完成です!
最後に
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