こんにちは!
デザイナーの伊東です。
今日は久しぶりにWordpressのお話です。
WordPressに記事を投稿した際、TwitterやFacebookなどのSNSに自動投稿したい、というご要望は多いのではないでしょうか。
Jetpackで連携する方法も有名ですが、今回はSNAP(NextScripts: Social Networks Auto-Poster)というプラグインをご紹介します。
意外と障壁の多いSNSへの自動投稿の方法について、丁寧にご説明します。
最後までよろしくお願いいたします!
SNAPのメリット/デメリット
SNAPのメリット/デメリットを箇条書きにして見ていきましょう。
Jetpackを比較対象としたいと思います。
まずは、SNAPのメリットです。
- SNSへの自動投稿に特化したプラグインなので、設定が豊富
- SNAPへのアカウント登録は必要なく、SNSのアカウントがあれば完結
- Jetpackに比べて、投稿時のエラーが少なくスムーズに導入できる
SNAPのデメリットもあげてみました。
- Twitter/FacebookのAPIキーを必要とする(Jetpackは不要)
JetpackのSNS連携以外のツールをすでに使用している場合は、Jetpackをそのまま利用した方が早い場合も多いです。ですが、Facebookの仕様変更により、Jetpackからの自動投稿の不具合の情報も数多く寄せられています。
JetpackのSNS連携でうまくいかなかった方は、ぜひSNAPを試してみてください。
SNAPのインストール
プラグインの「新規追加」から、検索窓に「SNAP」と入力して検索します。
上の画像の該当箇所から、「今すぐインストール」をクリックしてインストール/有効化してください。
Twitter/FacebookのAPIキーの取得
次に、Twitter/FacebookのAPIキーの取得を行います。
APIキー取得の工程全てをご説明すると、それだけでブログの1記事分になってしまいそうです。
なので、今回は大まかな流れだけご紹介します。
Twitterの場合
- Twitter developerのページに移動(https://apps.twitter.com/)
- 必要事項を入力し、アプリの登録申請
- 申請が承認されれば、アカウントページに移動
- アプリの詳細ページから、APIキーを確認
Facebookの場合
- Facebook for developersのページに移動(https://developers.facebook.com)
- Facebook開発者登録をする
- マイアプリの登録
- 申請が承認されれば、アカウントページに移動
- アプリの詳細ページから、APIキーを確認
※注意 Facebookのアプリ登録時に、公開設定がオンになっていることをご確認ください!
この設定がオフになっていると、開発者登録した人以外には投稿が見れません。
SNAPの設定
それではいよいよSNAPの設定についてご説明します!
TwitterとFacebookで設定方法が多少異なりますので、それぞれ解説していきます。
まずはSNAPの設定画面から、”Add new account”をクリックしてください。
該当するSNSのアイコンを選択し、設定に進みます。
Twitterへの自動投稿の設定方法
- 連携するTwitterアカウントのURLを入力
- API Keyを入力
- API Secretを入力
- Access Tokenを入力
- Access Token Secretを入力
- 自動投稿される内容をカスタマイズ
2〜5に入力する内容は、Twitter developerのページから取得できます。
下記の図を参照して、各欄を埋めてください。
Facebookへの自動投稿の設定方法
- Facebook for developersで登録したアプリのIDを入力
- App Secretを入力
- 連携したFacebookアカウントが管理する、どのページに投稿するか選択
- 自動投稿される内容をカスタマイズ
- 自動投稿される時のフォーマットを選択
自動投稿時のフォーマットは、以下の3種類から選べます。
1,2に入力する内容は、Facebook for developersのページから取得できます。
下記の図を参照して、各欄を埋めてください。
以上でSNSの自動投稿の設定は完了です!
実際に記事を投稿して、確認して見てください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
APIキーの取得が少し複雑で大変ですが、それさえできてしまえば後は簡単です。
SNSへの自動投稿に特化したプラグインですので、投稿文のカスタマイズも自由が利きます。
Jetpackの設定で消耗している方は、ぜひSNAPを試してみてはいかがでしょうか?