こんばんは、ディレクターの大橋です。
今日も前回に引き続き、Webマーケティングに活用できる行動心理学をご紹介します。
前回の記事をご覧になれれていない方は、「行動心理学を活用して売上を上げる!WEBマーケティングに使える行動心理学の法則前編」を先に読むことをオススメします。
この記事の目次
11.アンカリング効果
アンカリング効果とは、最初に提示された数字(料金や割引率など)や条件が頭に刷り込まれて基準となり、それ以降は刷り込まれた基準に合わせて意思決定をしてしまう心理現象のことです。
12.スノッブ効果
スノッブ効果とは、ある商品の希少性が増すと欲しくなり、逆に一般に出回るようになると欲求はが減退してしまう心理現象のことです。他の人とは違うものが欲しくなる気持ちというとわかりやすいでしょうか。
13.ウェブレン効果
ウェブレン効果とは、購入する商品やサービスが高価なものであればあるほど、顕示欲を満たす割合が増え、それにともない購買意欲も上昇する心理現象のことです。値段が安ければ安い方が良い、ということでもないということですね。
14.カクテルパーティー効果
カクテルパーティー効果とは、どんな騒音の中でも自分に関係のある会話には自然と意識が向く現象の事です。これはマーケティングでも利用されており、ユーザーにいかに「自分に関係のある話」と認識してもらえるようにするかを意識しましょう。
15.ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、達成できた事よりも、達成できなかった事や中断している事のほうを良く覚えている心理現象のことです。良く見かける「続きはWebで」といういうのもこのツァイガルニク効果を狙っています。
16.バーナム効果
バーナム効果とは、一見誰にでも該当するようなことでも、自分に関連付けて説明されると、自分のことを言い表しているのだと感じてしまう心理現象です。バーナム効果には有名なものでは占いなどが挙げられます。
17.権威への服従原理
権威への服従原理とは、人は権威に弱く、専門家が言うことは正しいと盲目的に信じてしまいます。これを権威への服従原理と言います。マーケティングを行なう際、その業界の権威に頼るのもひとつの方法です。
18.バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、商品やサービスを購入・利用する人が多ければ多いほど、一人ひとりのユーザーの満足度や安心感が高まる心理現象のことです。最近アプリなどの広告で見かける「○○ダウンロード突破!」というのも、バンドワゴン効果を利用したものです。
19.ディドロ効果
ディドロ効果とは、普段の服装や持っているものに加えて、より水準の高いものを持った場合、新しく持った水準の高いものに元々持っているものを統一しようと思う心理現象のことです。
20.初頭効果と親近効果
初頭効果と親近効果とは、第一印象で形作られる考えを初頭効果と、複数回接触しているうちに形作られる考えを親近効果と言います。Webサービスなどの場合、1回でもバグなどによりユーザーに悪い印象を持たれてしまうと、その印象は強く頭に残り、中々消えることはないので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうやって見てみると、マーケティングにおけるさまざまな施策は、全て人間の行動心理を利用したものだと言えますね。
行動心理学を意識するのとしないのとでは、マーケティングにおいて結果を大きく左右するでしょう。
是非参考にしてみてください。