こんにちは、ディレクターの大橋です。
SEO対策が必要だと聞き、キーワードを見直したりコンテンツを追加したりしたが、思うようにアクセスが伸びないとお悩みの方もおられるのではないでしょうか?
もしかすると、それは検索結果のクリック率の低さが原因かもしれません。キーワードを練りに練って一生懸命コンテンツを作っても、ユーザーがアクセスしてくれなければ意味がありません。
そこで今回は、検索結果におけるクリック率の改善方法をご紹介したいと思います。
検索結果のクリック率とは?
まずは検索結果のクリック率について、簡単にご説明します。
下記はGoogleで「大阪 ラーメン屋」というキーワードで検索した場合の検索画面ですが、青色の線で囲まれたところが「タイトル」、赤色の線で囲まれたところが「ディスクリプション」と呼ばれています。
タイトルをクリックすればそのサイトにアクセスできるのですが、このタイトルがどれだけクリックされているか? というのが検索結果(リスティング広告は除きます)におけるクリック率になります。
現在のクリック率を見てみよう
タイトルとディスクリプションの改善を行なう前に、まず現在のクリック率を見てみましょう。
クリック率の確認には、Googleのウェブマスターツールを使います。ウェブマスターツールの導入・設定方法などは割愛しますので、既にアカウントをお持ちであることを前提に進めさせていただきます。
ウェブマスターツールにアクセスして、左側のメニューより「検索クエリ」を選択します。
すると下記のような一覧が表示され、そこに検索キーワードごとのクリック率(CTR)を見ることができます。
この中に、重要なキーワードであるにも関わらずクリック率の低いキーワードがあれば、改善が必要です。
タイトルとディスクリプションを改善しよう
クリック率の改善が必要となれば、タイトルとディスクリプションを見直しましょう。
タイトル改善のポイント
検索結果に表示され、ユーザーが最も目にする部分です。SEO対策の観点からもとても重要で、上位表示したいキーワードを含ませることにより、検索順位のアップが期待できます。ですので、そのあたりを意識しつつ、ユーザーの目を引く文章に改善してみてください。文字数は32文字以内が良いでしょう。
ディスクリプション改善のポイント
タイトル同様に検索結果に表示され、タイトルほどではないですが、ユーザーがそのサイトにアクセスするかどうかを決める上で重要な部分となります。ディスクリスプションは検索順位の決定に影響はありませんが、検索したキーワードが含まれている方が無難です。こちらもユーザーが目を引く、思わずクリックしてしまうような文章に改善してみてください。文字数は120文字以内が良いでしょう。
効果測定
タイトルとディスクリプションを改善したら、後日ウェブマスターツールでクリック率の変化を見てみましょう。クリック率が上がっていればよし、下がっているようなら改めて改善が必要でしょう。
ただ、1点だけ気を付けていただきたいのが、タイトルについては頻繁に変えすぎるとSEO対策上良くないという情報もありますので、変えすぎには注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
せっかくのSEO対策(お金をかけているなら尚更)を無駄にしないためにも、このような施策はとても重要です。
是非参考にして取り組んでみてください。