こんにちは、ディレクターの大橋です。
みなさんは行動心理学という言葉を聞いたことはありますか?
心理学と聞くと難しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。
実際行動心理学を上手く利用して、売上を上げている企業はたくさん存在します。
今日は弊社もWEBマーケティングを行なう際利用している、行動心理学の法則をご紹介します。
この記事の目次
1.カリギュラ効果
カリギュラ効果とは、人は「ダメ」と言われると、より興味を強める心理現象のことです。広告やメルマガなどで、「こんな人は買わないでください」や、「こんな人は見ないでください」というコピーを見かけることがあると思いますが、これはカリギュラ効果を狙ったものです。
2.ブーメラン効果
ブーメラン効果とは、人は説得されればされる程、気持ちが離れてしまう心理現象のことです。セールスでは押してばかりではなく、時には引くことも大事です。
3.保有効果
保有効果とは、人は自分が保有するものに価値を感じ、手放すことに抵抗を感じる心理現象のことです。昨今通販サイトなどで「返品無料」を謳っているところが増えていますが、これは保有効果を利用していると言えます。特に日本人は「返品」に対して申し訳ないと思う傾向が強いため、より効果的です。
4.同調現象
同調現象とは、人と同じことをしていると安心し、周りがやっていないことをするのは不安になる心理現象のことです。特に日本人はこの傾向が強いと言われています。商品やサービスを提供する場合、他の人も使っている(利用している)と伝えることで、安心感を与えることがでかなます。
5.ウィンザー効果
ウィンザー効果とは、人は直接伝えられた情報よりも、第三者を通じて伝えられた情報の方に重要性を感じてしまう心理現象のことです。このウィンザー効果を利用したのがクチコミです。昨今ではソーシャルメディアの普及により、昔よりもクチコミを誘発しやすくなっていますので、ぜひ利用してみましょう。
6.返報性の原理
返報性の原理とは、人は何かしらの施しを受けた時、何かお返しをしなければいけないと考えてしまう心理現象のことです。この返報性の原理を上手く利用しているのが、商品サンプルの無料提供などです。
7.決定回避の法則
決定回避の法則とは、人は物事を決定する時に、選択肢が多すぎると選べなくなってしまう心理現象のことです。これを防ぐには、あえて選択肢を少なくして選びやすくする、といった手段も有効です。
8.現状維持の法則
現状維持の法則とは、人は選択肢が多いと普段選んでいるもの選んでしまう心理現象のことです。飲食店などで、迷った挙句、結果いつものメニューを頼んでしまったという経験のある方もおられるのではないでしょうか。
9.希少性の法則
希少性の法則とは、どこでも手に入れることができるものの価値は低く感じ、簡単に手に入れることができないものは価値を高く感じる心理現象のことです。あなたが希少性の高い(他には無い)商品やサービスを扱っているのであれば、その希少性の高さを強くアピールしましょう。
10.社会的証明の原理
社会的証明の原理とは、人が他の人の行動につられて行動してしまう心理現象のことです。「◯人の方がこの商品を買っています」や、「◯人の方がこのサービスを利用しています」といった表現は、この社会的証明の原理を利用しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
行動心理学はとても奥が深く、まだまだたくさんありますが、今日ご紹介したものはとても分かりやすく、すぐにでも実践できるのではないでしょうか。
是非WEBマーケティングだけではなく、日々の販促活動に利用してみてください。
行動心理学については「行動心理学を活用して売上を上げる!WEBマーケティングに使える行動心理学の法則後編」もオススメです。